2019-6-30の記録 (敬語なしの雑談記事)
2019年、6月30日。
殿堂レギュレーション更新前日。
私は、それまで感じていた違和感を確かめるため、カードショップが密集する場所へ向かっていた。
22日の殿堂発表よりずっと、私の感じていた違和感。
正確には、殿堂発表があったあとのフェス大会に出続けていた私の違和感。
違和感の根源
殿堂発表後数日間のフェス大会に出て、はっきりと感じるものがあった。
「殿堂入りカード4投が多い」
殿堂入りしたデッキタイプが、とても多い。
それも、リペアではなく殿堂入りカードを4枚投入した、いわばフルパワー型。
参加者が3名以下だった大会でさえ、使用されるのは上記のどれかだった。
私自身、そんなに数多くの殿堂入りを経験したわけではない。しかし、今回の大会での殿堂カード使用数の多さは、ガロウズホールやジャックのときとはまるで違うものだった*1。
リペアではなく、本体を最後まで使う。
カードへの愛着があらわれている。
最後まで使い切るなんて、かっこいい。
私は、そうは思えなかった。
はじめて私は、「カードメイクの失敗」を感じてしまった。
こんなに好きだったカードたちなのに、もうすぐ使えなくなってしまう。それは、かなしいことではないのか。まだ1年しか使ってないのに。リペアも何もなく、本体を殿堂前日まで使う。ただ、踊らされているだけではないのか。
最終日
では、殿堂最終日は。
きっと、プレイヤーはみんなで殿堂入り前の「最期のフルパワー」をたのしむのではないか。
フェスは殿堂カードだらけのお祭り騒ぎになるのではないか。
そう思った私は、雨の中をカードショップへ向かった。
白状すると、このとき私はこの記事の書き始めや骨子をどうするか既に考えながらショップへ向かっていた。現場を見る前から、中身を決めつけてかかっていた。
フェス大会が始まる。
結果
・そんなに殿堂カード多くなかった
どうやって書きはじめようとか、カードメイクの失敗がどうとか、愛着があったカードが1年で使えなくなるのはおかしいとか、いろいろ書こうと思ったのだが、それらすべてが泡沫になって飛んだ。
みんな普通に、ドラガンザークとか使ってた。そして魔導具が少なかった。どこ行った魔導具。
私の違和感は、本当に違和感のまま終わった。
2019年6月30日。
殿堂レギュレーション更新前日。
いたって普通のデュエマ日和だった。
いや殿堂カード祭にならんのかーい
雨の中殿堂カードだらけのフェスを見に行ったのに!フェスに出た2店舗両方ともいたって普通じゃないか!
*1:ガロウズホールやジャックのときも殿堂発表後使用数が増加したイメージだったが、その数は数日でほとんど皆無になったとうろ覚えながら記憶している。発表後は母数が増えるが、数日でほとんど見なくなるのが殿堂の基本だと思っていた